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乳歯が抜けた

歯が抜けて
ジージと同じと
いう孫娘
(むすめ)

(勝爺)

・アメリカにいる5歳になる孫娘の乳歯(上下各1本)が抜けた写真が届く。
・日本では、乳歯が抜けると、下の歯の時は「鬼の歯と代われ」、上の歯の時は「ねずみの歯と代われ」などとおまじないを言いながら投げる。下の歯の場合、屋根の上に、上の歯の場合、縁の下に放り投げるのが一般的だ。上の歯は下に、下の歯は上にすくすくと伸びていくようにとの願いをこめて。
・このような風習は、日本や中国など東南アジア諸国で多く見られる。
・これに対して欧米諸国では、歯を枕の下に置くと、夜中に歯の妖精が歯とプレゼント(コイン)を交換してくれるという風習が一般的だ。そのため、妖精あてに、手紙も書く。孫娘の写真にはその手紙も写っていた。
・国によって、この妖精がネズミやウサギに代わるところもある。
・最近は、へその緒のように、記念にとっておく事例も増えているようで、ネットではいろいろかわいらしい乳歯ケースが売られている。
・ノーベル賞を取った山中教授のおかげで、再生細胞、再生医療について注目があつまっているが、歯科学会では乳歯の利用方法について次のような研究がおこなわれている。
・歯の中には「歯髄幹細胞」と呼ばれる細胞の元になる細胞が含まれていて、それは歯だけにとどまらず、神経など体中の様々な細胞に変化する性質を持っている。この細胞は、永久歯にも含まれているが、同じ歯でも乳歯の場合には、この「歯髄幹細胞」が若いため、遺伝子の損傷が少ない。乳歯が抜けた直後に「歯髄幹細胞」を採取するのがベターだという。
・そこで、日本小児歯科学会は、全国の歯科医院と大学病院が連携して、抜けた直後の乳歯から「歯髄幹細胞」を取り出して培養し、冷凍保存しておくことにより、将来病気になった際に、神経などを再生させるための治療に利用する仕組みを整えていくことになったそうだ。
・盲腸なども、一定の役割があるそうだが、人間のパーツに無駄なものはないのだ。

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