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中尊寺ハス=昭和25年の金色堂の御遺体調査において、大賀一郎氏は「忠衡公首級」と伝わる桶から「ハス」の種子を採取していた。大賀氏没後埋もれた資料の中から発見され、平泉に返還され、「賛衡蔵」に保存されていた。故大賀博士の門下である恵泉女学園短大の長島時子教授に播種育成を依頼した。
平成5年に発芽したが、その後花を咲かすまでにはいたらなかった。日照時間の不足が原因か?との考えで育成場所の周りの樹木を伐採し日照時間を長くし、ようやく平成10年7月14日(発芽確認から5年目)につぼみを確認できた。7月29日に開花を確認。7月30日開花の発表が行われた。