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きゅうり蔓を支柱から剥ぎ取り、繫茂していた雑草を引き抜いたら、雑草にからまっていた足長蜂の巣を揺らしてしまった。 足に激痛がして、蜂の襲撃を知り、逃げる。追ってきた蜂に、さらに腕を刺された。逃げながらシャツを脱ぎ捨て、振り回す。 隣の畑にいた、農作仲間から軟膏を借りて塗るが、夕方になると、腫れが拡大する。土日で、病院が休みだったので、週明けに、病院に行く。医者は、一瞥しただけで、薬を出しておきますといっただけで診察終了。こんなに、腫れていて大丈夫ですかと聞きたかったが、グットこらえて、そのまま診察室を出る。 3日分の薬(軟膏とアレルギー抑制の飲み薬)をいただいて帰った。その後、一向に腫れは引かず、かえって大きく、そして広がっっているようだ。痛みはないが、かゆみが出てきた。薬が切れた3日後にようやく腫れが引いて、1週間後には小さな痕跡を残すのみとなった。 田舎の医者は蜂刺され患者など、珍しくもないのだろう、診断も正しい。田舎暮らしは虫と共生することが肝心だ。 夏場はカヤを吊って寝ているが、それでも、時々、ムカデやヤスデが入ってくる。蜂に刺されたのは小学生以来だった。 (photo:2012-09-09)