・ススキが各所で穂をを出している。
・ススキ(芒、薄)と一言でいっても、よくみると色合いが様々だ。種類で異なるのか、生えている場所(環境など)で異なるのかはわからないが、若い娘の髪のように、艶があって、穂から出たてが赤い種類がいい。
・白髪然としたススキは、老婆に似て、遠めがいい。
・箱根仙石原のススキの見所は、穂が出払った終わりのころが広がりがあっていい。毎年のように行っていたが、最近は感動が薄れたので、今年は割愛した。
・宇佐美に住むようになった当初、飲み屋で知り合ったSさん。彼からのつながりで、地元に多くの知己を得ることができた。彼が主宰する「巣雲山に桜を植える会」にも参加させていただいた。
・年4回、巣雲山に登り、頂上付近に生い茂った萱(ススキ)を刈り、桜の苗を植え、鹿などの食害防止にネットで囲む。下山すると、彼の店(佐々木干物店)でバーベキューとなる。肴が足りなくなると、冷蔵庫から干物がいくらでも出てくる。ボランティア活動兼飲み会である。
・その、彼が一昨日、享年65歳で亡くなった。桜が咲いた巣雲山で飲む夢も果たせずに・・・。お世話になりました。ありがとう、合掌。