河津の「国民宿舎かわづ」がこの春、閉館したので、自分のNo.1日帰り温泉は、順位が繰り上がってここ民宿白岩荘になった。
小生の評価基準は、空いている>温泉が溢れ流れている>安い
というものだが、安くて、いつも空いていている日帰り温泉で、公共のものは、財政事情が厳しい昨今次々に閉鎖を余儀なくされている。でも、自然の恵みである温泉が枯れたわけでもないのに安易に閉鎖されるのは問題ではある。
白岩荘は、小さな湯船だが、蛇口を自由に操作させてくれるので、入る時は温泉をいっぱいに出させてもらい、出る時は蛇口を絞る。
いつもは、15分程度で出るのだが、今日は、窓の外に半夏生が群れていたのを見て俳句を考えていたらつい長湯をしてしまった。帰りがけに、写真を撮らせてもらっていたら、抜いて持っていってもいいというので、1本だけ頂いて、我が家の裏庭に移植した。
季節の移り変わりを几帳面に反映する花や風景を湯船から一人眺めるのもいいものだ。