(勝爺)
・木々が芽吹き、まるで緑の雲が湧き出ているようで、山の色が日々移り変わるのがいい。
・清明とは24節気のひとつで、新暦4月5日ごろにあたる。清浄明決潔を略したものといわれ、万物が溌剌としているという意味。
・暑いほどあたたかな日があるかと思えば、冬がまいもどったような寒い日もある今日この頃だが、確実に季節が移り変わってきていることを山が知らせてくれている。
・畑での種まきが忙しい。苗がホームセンターにたくさん出回っているが、早く植えすぎて失敗しているので、今年はゴールデンウイークまで待とうとじっと我慢している。早く植えても、5月に入って暖かくなってから植えてもゴールは一緒であることがやっと分ったので。
・人生もしかり。急いてはことを仕損じる。テレビで就職活動に疲れて自殺する若者が増えていると伝えている。人生意外と長い。新卒就職で一生が決まるなんてのは幻想だ。厳しいようだが、就活の壁くらいでへこたれているようでは結婚も子育てもできない。
・新緑の山を見よ。なにがあっても時期になれば芽吹き、大きくなるではないか!溌剌が失われた若者を企業は必要とするまい。