役立たず　
ダラリと侘びし　
瓢（ひさご）かな

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昔は、果肉部分を除去し、乾燥させたものを水筒や酒の貯蔵に利用していたが、今日では100円のペットボトル飲料の空きビンの方が便利で安いので、利用価値が無くなってしまった。それを知ってか、夏の盛りにはキュウリやいんげん豆のつるのはびこるのを邪魔して我が物顔に振舞っていたのが、葉や弦が枯れた今、瓢箪もだらしなく、ただうなだれている。この瓢箪も、一昨年に植えたものの種が１本だけ、自然に生えてきたもので、新たに苗を植えたわけではない。来年また、苗が生えてきたら、その時、生かすか否かを考えよう。