青字:生徒(勝爺)
茶字:先生(青村豆十郎)
課題4-6-2
次の課題です。今回は調べて頂いた落語に登場する狂歌を参考に「
言い訳の内容は自由です。
(青村豆十郎)
どれも、良く出来ていますが、少しずつ添削や改作をしていきます。
貧乏を 常と思わば 風涼し 夏の野山は 食の宝庫や
貧乏を 恐るるなかれ 風涼し 夏の野山の 食の豊かさ
「貧乏」に対して「豊か」と対になる語をもってくることでまとまりを良くしました。
寝坊した 電車が止まり 靴破れ タクシー止まらず 電波届かず
これはほとんど直す必要の無い良作です。
酒よして たばこもすわぬ 模範生 ストレス溜めて 長く患う
酒煙草 やらぬ間抜けが ストレスで 長く患う 例もありけり
「言い訳」としての立場を強く出しました。
無いときは 空のサイフに 空手形 空の米びつ 空の味噌樽
喰うことに 困りつめては 冷蔵庫 財布に戸棚 すべて空(くう)なり
窮乏を米櫃と味噌樽で表現するのは現代的ではありません。「空」と「喰う」をかけて改作しました。
では、簡単に軸を一首。
セクハラと 今更ゆうな 我々は 助成(女性)に厳しく せよと言われた
★おみごと!
課題5-1です
1,(テキストを参考に)同音を繰り返す狂歌を一首つくる。
2,最後が疑問符(?)で終わる狂歌を一首つくる。