(勝爺)
・花名の漢字は難解のものが少なくない。ゲンゲもそのひとつで「紫雲英」と書く。レンゲソウ(蓮華草)、レンゲ、とも呼ぶ。
・昔は緑肥として、また、ミツバチを介しての蜂蜜採取に盛んに作られたが、最近はレンゲ畑も珍しくなった。
※「ギリシア神話では、祭壇に捧げる花を摘みに野に出た仲良し姉妹の話が有名。ニンフが変身した蓮華草を誤って摘んでしまった姉のドリュオペが、代わりに蓮華草に変わってしまう。「花はみな女神が姿を変えたもの。もう花は摘まないで」、と言い残したという。(wikipedia)
※「手に取るな やはり野に置け 蓮華草」とは、江戸時代に滝野瓢水が詠んだ俳句。遊女を身請しようとした友人を止めるために詠んだ句で、蓮華(遊女)は野に咲いている(自分のものではない)から美しいので、自分のものにしてはその美しさは失われてしまうという意味。(wikipedia)