・こちらに来て、気付いたことのひとつに、公園やショッピングモールなど、公共の場所には必ず、頑丈なゴミ入れがあったことだ。ゴミ入れにはChula Vista市のマークが印字されているので、ゴミ処理は市で行っているのであろう。
・最近、日本の公園では、ゴミ入れが撤去されている事例が多い。危険遊具の撤去と同様、公園利用者の便より、公園管理者の便が優先されている現われである。
・小生の家の前にある大南公園でも、だいぶ前にゴミカゴは撤去されている。家庭ゴミまで入れてしまう不埒なやからが多いからだと聞いたことがある。そんなことは、家庭や学校のしつけの問題であり、公共道徳の欠如を棚に挙げて、ゴミ入れを無くすのは、どこかおかしい。
・市の予算がないのでという言い訳も同様だ。生活保護受給者の増加が社会問題化しているが、身体健全な人も少なくないと聞く。働く場を奪っておいて、生活保護受給者の増加を問題視しても始まらない。公園の掃除やゴミ処理の仕事を高齢者や職のないフリーターなどの一時しのぎの仕事にすれば、生活保護費を全額もらわなくても生活できる人は増えるはずだ。市から出るお金の総額が変わらなければ、仕事で支払う方がいいに決まっている。
・写真の手前に写っているのは、バーベキュー用具とその時に出る、灰捨て専用のゴミ入れだ。日本でも、昔は公園の落ち葉を公園内で燃やすのが冬の風物詩のひとつであった。それが、今や、公園内での火気使用を厳禁している公園がほとんどだ。広々とした公園で家族や仲間が集まって、バーベキューパーティをするのをなぜ禁止するのか?昔は問題のなかった落ち葉焚きをなぜ禁止するのか?公園の利用者の側に立った運営がなされていないからにほかならない。
・夏の花火しかり。1年中、毎日やるわけでもないのに、公園での花火も目の敵にする。夏のひと時だけなのだから、もっと、大目にみてもよかろうに。公園に隣接する住人にとっては、早朝、ヘタなトランペットを吹かれる方がよっぽど迷惑だ。
・公園利用に関し、規制緩和でなく、元に戻してもらいたいものだ。タバコだって広い公園内なら自由にすわせてもよかろうに。
・小生なんか、狭い、スナックでママや隣の客人がタバコをすっているのを、じっと我慢しているのだ。お互い年寄りどうしなので、煙害での寿命云々はいえない立場もある。