(もみじなすどうだんつつじみちあかり)
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中伊豆体験農園に続く別荘地の道路わきに、色鮮やかに紅葉した満天星(どうだんつつじ)の垣根がある。思わず、車を止め、少しバックして、撮影する。青空をバックに、その色が一層鮮やかに映える。「どうだん」は「とうだい(灯台)」が転じたもので、枝分かれしている様子が三本足の灯明台に似ていることにちなむ。
「満点星」と書くのは、中国の故事による。昔、太上老君が仙宮で霊薬を練るうち、誤ってこぼした玉盤の霊水がこの木に散って壺状になり、満点に星が輝くように美しかったという伝説による。(//yain.jp/)