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烏川で時々翡翠を目にするが増えている様子がない。今日は始めて翡翠のペアリング風景を目にした。2羽の翡翠が岸に並んでいるが、なかなかその距離が縮まらない。30分ほどカメラを構えているが、時折、頭を上下したり、背を伸ばしたり、羽根を広げたりするもののお互いに見つめ合うこともなく目線は川の方を見たまま。じれったくなり、小石を手前に放り投げるが、無視された。いつもなら人影が近づいただけで飛び去ってしまうのに、今日は違う。恋は盲目なのか。すると、突然、1羽の方が川に飛び込むと、すかさずもう一方が飛び降りもつれ合いドッキング。とっさのことで、望遠で撮っていたカメラの焦点を合わせる間がない。なにごとも無かったように2羽はまた元の位置にもどる。鳥のなには早いというが本当だ。ちなみに小生もとりどしである。これで、来春には翡翠の子供を見ることができるか楽しみが増えた。