・京大山中教授ノーベル賞のニュースが日本中をわかせた。
・新聞各紙も大々的に載せている。同教授の受賞はここ毎年予想されていたので、新聞は、やっと出せるとの意気込みがにじみ出ている。
・最近、テレビやネットで陰が薄い新聞ではあるが、詳しい分析記事は新聞の独壇場だ。
・また、新聞はコラムや囲み記事に時々光るものがある。小さい記事だが、記者の長年の情報の蓄積と分析力と教養が反映されているからだ。
・9日の新聞の中で、読売新聞の「編集手帳」が秀逸だ。
・山中教授が過去に、ジャマナカと蔑称されて、整形外科の臨床医師として、挫折していることにからめて、仕事に、恋につまずいても、捨てたもんじゃない。「あすを信じて、きょうの悔し涙に乾杯!」と結んでいる。
(12-10-10)