捨つる温泉(おゆ)
川を温め
春来る
川を温め
春来る
(勝爺)
・烏川には2箇所で、温泉水を川に、そのまま、放流している。もったいないと思うが、ポンプを停めると湯垢が付着したりして弊害が出るので、余った温泉は、川に放流しているのだという。
・寒い時期には、湯煙が高く上っているが、気温が高くなると、湯煙は薄くなる。
・湯の落ちる川淵には、小魚の群れが集まるし、それを狙った鳥達も寄ってくる。付近の雑草も他の場所よりも少し早めに緑になる。春が少しだけ早く訪れるのだ。