近所のAさんは永年、盆栽や野草の寄せ植えを趣味にしており、庭はもとより、周囲の道端にも植木鉢が並ぶ。その中に艶やかな黄色い小さな花が咲いている鉢あり、名を尋ねると「エゾノリュウキンカ」だという。彼はどんな花でも即答できる植物博士でもあり、我が菜園の師でもある。
ヤチブキ=蝦夷立金花(エゾノリュウキンカ)ともいう。キンポウゲ科の多年草。北海道・本州北部で春、小川沿いなどの水辺や湿地に咲く。黄色い花が良く目立つ。食用で、おひたしなどで食べられる。葉の形がフキに似るので「ヤチブキ」とも呼ばれる。「ウフトウリ」とも呼ばれラタシケプ(アイヌ料理・野草による煮物や和え物)の材料にもされた。(wikipedia)