葉が落ちて我が世の春の梅もどき
・寒く強い風が続いて、里山の木の葉がすっかり落ちた。
・この時とばかりに、そこいらじゅうで、梅もどきが顔を出す。特に、今年は柿など実ものが豊作だったせいか梅もどきも実を多くつけている。
・ツル性の植物なので、藤同様、年々高くなり、高枝切り鋏が届かずくやしい思いをする。
・この時とばかりに、そこいらじゅうで、梅もどきが顔を出す。特に、今年は柿など実ものが豊作だったせいか梅もどきも実を多くつけている。
・ツル性の植物なので、藤同様、年々高くなり、高枝切り鋏が届かずくやしい思いをする。
梅もどき一歩届かぬ枝バサミ
・そんな中、中伊豆サイクルセンター近くの藪中に、これまでで一番繁茂している梅もどきを昨日発見、高枝切り鋏と高枝切りノコギリを持参して採りにきた。
・枯れ枝に複雑に巻きついて、たくさんの実を付けている。川岸にあるので、崩れそうな土手際から高枝切り鋏をいっぱいに伸ばして切り取る。小さな車いっぱいになったが、まだ、半分以上は残っている。野の草木は根こそぎ採取するのはご法度、余裕をもって野の恵みをいただいた。
・帰りに、友人の家により、少し分けた。「高いところからよく採ってきたわね」と奥さんに感心された。梅もどきは高くて採取困難なところにあるものという概念があるようで、思いのほか喜んでいただけた。