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神輿

020留田浜 
勢い余って 
飛ぶ神輿

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・伊東市宇佐美・留田(とまた)地区の秋祭りは毎年、14~15日と決まっている。
・神輿が宇佐美海岸から海に入るのが見ものだ。伊東海岸では、白装束の担ぎ手がお酒も飲まず、御幣を口にくわえ、静かに、おごそかに海に入るのに対して、留田の神輿はすこぶる荒い。担ぎ手の若者達は祭り前夜から酒を飲んで盛り上がった状態で、神輿を担ぐ。神輿がそばを通ると酒臭いほどだ。
・最近の若者は日本酒より焼酎の水割りを飲んでいる人が多い。祭りの酒が水割りというわけには行かない。日本酒で決まりだ。休憩で神輿を降ろすたびに、一升瓶からラッパ飲みする。お神酒は神輿にもふりかけられる。普段飲みつけていない日本酒を浴びるように飲むんだからたまらない、足腰が立たなくてダウンする若者も出る。
・今年、息子が、始めて、神輿を担ぐというAさんは「朝は無理してでもご飯を食べさせる」という。すきっ腹にお酒をがぶ飲みしたら身体が心配だからだ。神輿の前後で写真を撮りまくっている若い婦人達がいる。息子が怪我をしないか心配で付いて回っているのだという。
・海から上がってきた神輿に向かってギャラリーから「飛べ!」という声がかかる。神輿は砂浜を全力で疾走する。若者の顔が輝いている。祭りは若者を鍛える。
・後で知ったことだが、宇佐美弁で「飛べ!」というのは、「走れ!」と言う意味なのだそうだ。したがって、運動会などでは、さかんに、「飛べ!飛べ!」という声がかかる。
・それを、知らない小生は、神輿を担ぐ若者に向かって、見物人が「飛べ!飛べ!」と叫ぶものだから、神輿がほんとに飛ぶような勢いに見えた。

・若い担ぎ手と羽織袴で盛装した誘導員(先輩)との間で、橋の上でもみ合うのがもうひとつの見もの。
・担ぎ手は、まだ神社に帰りたくない、もっとやりたいとアピールし、先輩達が、神社に戻るよう誘導。ついには、あきらめて、神社へ向かうという筋書き。
・神輿が入って始めて、子供たちの引く、山車が動き出す。
・酒を飲み交わしながらみていた地元の友人たちの話では、昔はもっと激しかったと懐かしむ。酔っ払いながら神輿を担ぎ、神輿の激しい動きで、肩が赤むくれになった。喧嘩も当たり前だったとのこと。
・海入り神輿は若者を男にする漁師町らしい祭りなのだ。


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