2014年03月29日いも虫梁庵平太いも虫も 志有り 道渡る (梁庵平太) (何と現代に志を持つものの少ないことか。いも虫でも命がけで通りの向こうへ旅立とうとしているのに。) これはもう20年近く前に詠んだ句で、当時、近所を散歩していて何気なく足を出したら、そこには芋虫がいて慌てて避けました。いも虫は人や車に踏まれるかもしれないのに命をかけて通りの向こうの世界に行こうとしている。何があるのか?この先はどうなっているのか?旅立とうとしているのか?あるいはすでに旅をしてきたのか? . 258 Tweet