・昨年は12月末には枯れ花が目立ったのが、今年は冷冬のため下田・爪木崎の水仙が2月に入ってもまだ満開を続けている。 ・水仙群の中に散策路があり、格好の散歩コースだ。 ・丘の斜面の野生の水仙群の前に句碑がある。 若いカップル、「へー、このあたりに、山猿がいるのか・・・・」 ・え!と振り返り、句碑の横の立て札を見る。 「抱かねば水仙の揺れやまざるよ」 (岡本 眸 昭和59年1月作)* ・山猿でなく止まざるだ、と訂正したかったが彼氏を傷つけかねないので黙ってすれ違った。 ・水仙の強い香りが心地良い。 2006-2-18 *岡本眸=俳人、1928年東京都生まれ。聖心女子専門学校卒業。富安風生、岸風三楼に師事。俳誌「若葉」で学び、1980年、俳誌「朝」を創刊、主宰。