
紅葉の平湯大滝崖崩れ

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平湯バスターミナルで、平湯大滝までの距離を尋ねると、歩くのは少しキツイかもという。しからばタクシー乗り場はと聞くと、タクシー乗り場はないが、駐車場に1台駐車していたタクシーが行ってくれるという。紅葉の時期だけ高山からこちらに来ているという。タクシー乗り場はなぜないのかと聞くと、車で来る人が多く、タクシーの営業が成り立たないのだという。平湯大橋の手前にあったお土産屋さん(第三セクターで営業していたが数年前に閉鎖したとのこと。ここで降りてあとは歩くからというと、もっと先へと行けるようだという。結局、滝の見えるところまで車が入れた。帰りの迎えを頼み、そのまま宿まで乗ることにした。この運転手はとにかく話題が豊富で、観光案内もしてくれて、ラッキーだった。白樺とダケカンバの見分け方、白樺は寿命が短い(70年程度)が大量の種を放出し、渇れた親木の養分で次世代の若木が茂るという、鮭のような木だそうだ。人間もそう有りたいものだ。