

黄金虫危険冒して夏湯浴み

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毎夏、黄金虫が我が家に訪れる。先日もベランダの先を飛び去ったので、家の中に飛び込まないかと期待していた矢先、湯船に羽を広げた黄金虫が浮いている。死んでいると早合点してそのままにしておいたが、夕方、家人が黄金虫を湯船から拾い上げて持ってきた。なんと、死んだと思った黄金虫が生きていたのだ。以前、宇佐美の海で流され死んだと思われていた老人が、数日後に無事発見されたことがあった。彼は、もがき騒がずずっと海に浮かんだまま、体力を温存し、救助を待っていたのが良かったのだ。黄金虫も生き残るために羽を広げて救助を待っていたのだろうか?小学生の孫のいる友人にあげたら、田舎の子なのに初めて見たとのことで、瓶にいれて大切に飼い始めた。