はらからのハク群れ光る水輪かな
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河口近くでボラの子供が群れなしている。同じ母親から生まれた魚が離れることなく群続ける。したがって群れによって小魚の体長は異なる。時折、水輪が広がり、銀輪が光る。ボラは 成長により名前が変わる出世魚。2〜3センチのものを「ハク」、10センチくらいまでを「スバシリ(魚へんに走る)」、5〜18センチを「オボコ」、10センチ〜25センチを「イナ」、30センチ〜40センチを「ボラ」、40センチもしくは50センチ以上を「トド」。「トド」を「カラスミボラ(唐墨ボラ)」ということもある。