昼酒場肴缶詰春うらら
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暖かき春の風を受けて、海岸を散歩。昼食は回転寿司(はま寿司)と決めて訪れるが、待ち客が外まで溢れていたのでパス。そのまま伊東の街まで歩を伸ばすが、こちらでも喰処はどこも満席。キネマ通りで「ねりものや武」に入る。地産地消を心がけるオーナー職人が朝早くから1つ1つ手作りしているという創作練り物で人気が高まっており、缶ビールに蒲鉾のおつまみがセットが500円なり。オーナが、次々に試食の蒲鉾を爪楊枝にさして持ってくる。どれもウマイ。特に、ちんちん揚げと秋刀魚の蒲鉾は美味。「秋刀魚の蒲鉾」と「ちんちん揚げ」、そしてこれも珍しい「ウナギの蒲鉾」を衝動買いする。蒲鉾をつまみにビールを呑んでいると、斜向かいの飲み屋(立ち飲み45)のシャッターが開く。前々から一度入って見たいと思っていた店だ。立ち飲み処とうたっているが、椅子席の小さな店だ。先客が二人いたが、我々が席について飲み始めるやいなや、続々と人が入り、ほどなく満席状態。カラオケはなく、客同士の会話が弾む。缶詰とカップラーメン、そして小袋入りのスナックが肴だ。ラーメンやハンバーグ、ピザなどの出前もOK。しかも、お店はこれらの出前に1円も載せていない。モスバーガーのエビハンバーガーの出前を頼みデリバリーの店員に代金を直接支払う。二人でいささか呑んで2千円チョット。こんなお店を私もやりたいと連れ合いが言う。