新たなカテゴリーを設定しました。
題して「Photo de スケッチ」です。
絵の上手な友人が、旅先で、さらさらと、スケッチブックに描くのをうらやましく思っていました。生来、悪筆と絵心が無いことが悩みでした。昔、鉛筆で原稿用紙に新聞記事を書いていたころ、あまりの悪筆で誰にも読み取ることができなかったのだが、一人のパートのおばちゃんだけ読むことができ、彼女に小生の記事入力専属になってもらっていました。当時、印刷業の友人と私の会社が合併したばかりだったが、わが国最初の富士通製業務用ワープロがその会社に1台導入されていました。大きな機械で、8インチのデスクを使っていました。印刷現場では写植機が主流でしたが、自動写植機のようなワープロに驚いたものでした。しかし、フォントの数も少なく、フォントが新に出るたびに多額の費用がかかる上、試作機のようなワープロで故障も多く、メーカーから修理の人がたびたび来ていました。その後、富士通からポータブルのワープロが発売され、原稿も直接入力するようになり、悪筆が気にならなくなりました。当初は、ドットの荒い文字でしたが、それでも、悪筆から逃れられたとホットした思い出があります。昨今のような豊富なフォントが安い費用かほぼ無料で使える時代が来るなど、夢のようです。
というわけで、こんどは、絵の才能がなくても、デジカメとipadがあれば、わずか300円のアプリでかなりのレベルの水彩画が描けてしまうという時代になりました。かなり前から同様のソフトはあったのですが、高かったり、いまいち、レベルが低かったりして、途中で投げ出していました。ところが、今回、Waterlogue(ipad,iPhone用アプリ)を使ってビックリ。写真から自動的に本物の水彩画そっくりに加工できるのです。しかもかなり高いクオリティで。
そんなわけで、健康長寿研究所では、新たな趣味として「Photo de スケッチ」というコーナー(カテゴリー)を設けました。このコーナーで順次作品を発表するとともに、同好の士を求めます。また、作品を電子ブック化して公開してまいります。
そろそろ春です。デジカメを持って旅にでかけようではありませんか。水彩画が旅の思い出を増幅させてくれます。