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柚子湯

柚子浮かぶ溢れる温泉(おゆ)で命延び
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・朝から寒い、しかも二日酔い気味だ。
・こんな日は温泉に限る。というわけで、伊豆市の白岩荘に出かける。ここは通常2時半から開くのだけれど、日曜日は正午に始まる。
・300円也をおばちゃんに渡すと、今日と明日は、家で採れた柚子を浮かべていると言われた。
・いつものように、誰もいない貸切状態の掛け流しの風呂につかる。この温泉は通常でもつるつる感があるが、柚子が入っているせいか、いつもより、つるつる・すべすべ感が増しているように感じる。
・柚子も我が家のものより、大きくて立派なものだ。
・温泉から出て、おばちゃんに、「柚子が浮かんでいるところを写真に撮っていいか」と断ると、「もっと柚子をいっぱいいれておけばよかったかな」と了解の返事が返る。
・「いえ、十分です」といいながら、カメラを向けるが、湯気でよく写らない。帰宅して、パソコンに取り込み、露出修正等をおこなって、どうにか、柚子の姿を浮かび上がらせた。
・今日は冬至。この日に「ゆず湯」に入ると『1年中風邪をひかない』という言い伝えがある。
・冬至にゆず湯に入る習慣は、江戸時代に客寄せのために銭湯が行ったのが始まりと言われてる。冬至→湯治(とうじ)、ゆず→融通(ゆうずう)をかけた語呂合わせから、始まったようだ。今は、月日の語呂合わせで、毎日が何かの日に当たっているが、その意味では、冬至に柚子湯は、語呂合わせ行事のさきがけだ。
・柚子で有名な高知大学健康栄養学科の資料によれば、柚子の果汁や果皮には、肌に良いと言われているビタミンCの含有量が柑橘類の中でもトップクラスだそうだ。柚子100g中に含まれる果汁のビタミンC含有量は40mg、果皮には150mgと果皮のほうが4倍近くよけいに含まれているという。
・ビタミンCは肌の保水性を高め、抗酸化作用を有することから、乾燥肌の予防や老化予防が期待でき、肌を守るバリア機能の効果が期待できる。
・柚子を浴槽に入れると、ビタミンCが果汁・果皮両方から湯に溶け出すので、このビタミンCの効果がお肌に浸透し、上記の効果が期待できるのだ。
・柚子の精油(アロマセラピーでおなじみのエッセンシャルオイル)には柚子独特の爽やかで優しい香りが含まれており、香り成分は揮発性のため、お湯に入れるとさらに香りがたち、リラックス効果も期待できる。アロマセラピーによるリラックス効果は、身体の様々な機能の調節に関係していると言われている。
・小生の家の柚子の木には1年ごとにたくさん成る。今年は成り年のようで、近所でもたわわになった柚子の木を見かける。
・先日、旦那さんを亡くし男手のない80歳になるTさんの家の柚子の木も鈴なりだ。もったいないので、先日、採らせてもらい、柚子酒と柚子の砂糖漬けをこしらえたが、まだ余っているので、明日は我が家でも柚子湯にしよう。


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